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Alta、Public Schoolと提携しウェブサイトに仮想試着機能を統合

ファッションAIスタートアップ「Alta」の創業者ジェニー・ワン氏が、映画『クルーシー』に登場する仮想衣装コーディネート技術を現実に近づけつつある。同社は昨年、Menlo Venturesが主導するシリーズAラウンドで1100万ドルを調達し、ユーザーが自分のバーチャルアバターで衣装を試着できるデジタルクローゼットを提供。2023年のリリース以降、1億回以上のスタイリングが行われ、『タイム』や『ヴォーグ』が昨年の注目技術に選出。ポッシュマークやCFDA(アメリカファッションデザイナー協会)との提携も進んでおり、今後さらに多くのブランドと連携が予定されている。 今回、ニューヨークファッションウィークの際、AltaはストーリーあるNYCブランド「Public School」と初のウェブサイト統合を発表。同ブランドのデザイナー、ダオ・イ・チョウとマクスウェル・オスバーンは、AIアバターとの連携を求めていたと語る。特にチョウ氏自身がAltaアプリのユーザーであり、ブランド復活を機にテクノロジーをブランド体験の一部として取り入れたいと考えていた。Public Schoolの商品ページに「Style by Alta」というアイコンが設置され、ユーザーはその場で自分のアバターに衣装を着せ、実際の着用感を確認できる。 Altaの目標は、ユーザーがブランドの公式サイト上で直接アバターで試着できる体験を広げること。現状、他のブランドではAltaのウォリスにアイテムを追加してからスタイリングする必要があるが、Public Schoolではそのプロセスがウェブ内に統合された。ワン氏は「Altaは『クルーシー』の世界観を実現しただけでなく、消費者の個人的アイデンティティを支える基盤になる」と語る。特に、Zaraなどの競合と比べ、Altaのアバターは8アイテムを数秒で着用可能で、より迅速な体験を提供している。 最終的には、Altaが消費者の好み、過去の購入履歴、身体データを統合した「個人のAI・ショッピング基盤」として進化させたいという。アジェンティック・コマース(自律型商業)の実現には、こうしたデータレイヤーの構築が不可欠だと指摘している。

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