銀行家が Anthropic の株式獲得に $480 万ドルの資産を投じる
テック投資銀行「イグナシアス」の創業者兼最高経営責任者であるストーム・ダンカン氏が、サンフランシスコ方面の Anthropic 社株を手に入れるため、自身のカリフォルニア州マリン郡にある価値 480 万ドル(約 7 億円)の不動産を株式と交換する提案を行いました。この物件は furnished の状態で、サンフランシスコのスカイラインを一望できる無限プールを備えており、Anthropic の本社まで車で 20 分という好立地です。ダンカン氏は、同社の株式が二次市場で評価額 1 兆ドルに急騰する中、流動化されていない株式を持つ従業員や初期投資家にとって、この取引が資産を多様化し現金化する絶好の機会になると考えています。彼は、自身が住むワイオミング州やマイアミの物件ではなく、通勤圏内のこの家が Anthropic 社員のニーズに合致すると判断して提示しました。現在、複数の関心が寄せられており、その中には Anthropic の従業員や早期投資家も含まれています。ダンカン氏は、自社の業務で AI コーディングアシスタント「Claude Code」の導入により生産性が 3 倍に向上しコストが半減した実感を掴んだため、さらなる株式保有を通じて同社に賭けたいと考えています。彼が直接 Anthropic から株式を購入できないのは、同社が数億ドル規模の大口投資家のみを相手としているためであり、二次市場での取引も手数料が高く所有構造が不明確な場合があるためと説明しています。この異色な提案は、過去に Facebook の株式を画才の対価として受け取った事例や、ドットコム・バブル期の企業事例を思い起こさせますが、一部の専門家からはバブルの頂点を示すプロパガンダであるとの見方もあります。しかしダンカン氏は、これは単なる広報活動ではなく、真剣な取引であると強く主張しています。彼にとって、Anthropic の成長余地は非常に魅力的であり、流動性の低い株式資産を不動産という有形資産で現金化しようとするこの動きは、急速に進化するテクノロジー業界における資産価値の再定義を示唆しています。
