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NVIDIA新AIソフトが科学発見を加速

NVIDIAは現在開催中のドイツ・ハンブルクのISC会議で、科学計算を加速する新AIソフトウェアを発表した。CUDA-Xシリーズの一部で、CPU依存の長時間処理をGPUリアルタイムパイプラインへ変換する。 天文学分野ではプリンストン大とハーバード大が協力したcuPhotonが注目される。Rubin天文台LSSTなどの大量天文データを処理する参照コードで、FITS画像読取は最大1万4900倍、信号処理は最大8400倍の高速化を実証。またCERNやシカゴ大のA-GHOSTプロジェクトはDAQIRIライブラリを採用し、ATLAS実験の衝突データから従来破棄されていた99%超をリアルタイムAI解析し、新現象発見の機会を創出している。 材料・化学分野ではALCHEMIツールキットとNIMマイクロサービスを提供。リールサイエンセズはBGRマイクロサービスで材料スクリーニングを50倍、磁気計算を30%加速し、VASP対応マイクロサービスで幾何最適化を3倍に高めた。これにより数週間のシミュレーションが数日で完了。現在GitHubやPyPI、NGCカタログで公開中。VASP対応版とcuPhotonの一般提供は今夏を予定しており、NVIDIAは実験室から観測機器まで科学発見のサイクルを抜本的に短縮する基盤整備を進める。

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