Aeva、CES 2026で風挡統合型4D LiDAR搭載車両を初公開し、Physical AI向け新センサーを発表
Aeva(エーヴァ)は、2026年1月6日から9日までラスベガスで開催されるCES 2026において、フロントガラスに内蔵された4D LiDARを搭載した乗用車OEM車両のデモを初披露すると発表した。同社は、自社の周波数変調連続波(FMCW)感知技術を基盤とする「4D LiDAR-on-Chip」プラットフォームを活用し、自動車、ロボティクス、工場自動化、スマートインフラなど幅広い分野での高度な自律化を実現している。 新製品として、ロボットやスマートインフラ向けに設計された新たな4D LiDARセンサーを発表。これは従来の長距離自動車用センサーから進化した製品で、より広範な「Physical AI」(物理世界を認識・行動するAI)用途に対応する。特に、Aeva Atlas™ Ultra 4D LiDARをフロントガラスに内蔵した乗用車のライブデモでは、高速道路でのレベル3自動運転の実現可能性を示す。この統合設計は、AGCの子会社Wideyeと共同開発した専用ガラスを採用し、パッケージの小型化、性能、センサーフュージョンの面でOEMの厳しい要件を満たしている。 また、スマートインフラ分野では交通管理、航空・鉄道自動化、空港のリアルタイム状況把握を支援。工場自動化では、Aeva Eve™ 1シリーズの高精度センサーを用い、微細な厚さ・高さ・振動・表面形状の検査、非接触での速度・長さ・位置測定を実現。サブミクロン~サブミリ秒単位の高精度で、メンテナンスフリーの安定運用が可能で、量産ラインでのリアルタイム品質管理を支える。 来場者は、Aevaのリアルタイム点群可視化デモを通じ、従来の3D LiDARと異なり、各点の距離と速度を同時に検出できるFMCW技術の利点を体感できる。AI駆動の感知ソフトウェアと連携し、動的物体検出、セマンティックセグメンテーション、複雑環境下の追跡性能を実証する。 Aevaは、Daimler Truckや欧州主要自動車メーカーを含む複数のOEMで生産導入を進めており、Nikon、SICK AG、LMI Technologiesなども製造自動化分野で提携。CES 2026では、ラスベガス会場のWest Hall・ブース6919で全製品を展示。LG Innotek(ブース3800)やAGC(ブース6653)の提携展示でも技術が紹介される。詳細はaeva.com/cesで確認可能。
