NVIDIA、AIで3Dシーンを20秒で構築する新ブループリントを発表
NVIDIAが、3Dアート制作のプロトタイピングを大幅に効率化する新AIツール「AI Blueprints for 3D Object Generation」を発表した。3Dアーティストは通常、シーンを構成するための低解像度の仮想オブジェクトを手作業で作成し、何度も修正を重ねる必要があるが、このプロセスは時間と労力がかかる。NVIDIAの新プロダクトは、テキストプロンプト1つで最大20個の3Dオブジェクトを自動生成し、シーンの初期構成を迅速に可能にする。 このAI Blueprintは、Llama 3.1 8Bを搭載したNVIDIA NIMマイクロサービスでアイデアを立案し、NVIDIA SANAフレームワークが高解像度のプレビュー画像を生成。アーティストは生成された画像を確認、リフレッシュや削除が可能で、自由にクリエイティブな選択が行える。さらに、Microsoft Researchが開発した最先端モデル「TRELLIS」をNVIDIA NIMとして統合。これにより、3Dモデルへの変換が20%高速化され、NVIDIA GeForce RTX 5090で1オブジェクトあたり約6秒の時間短縮が実現。 生成された3Dモデルは、Blenderをはじめとする主流の3Dソフトウェアに直接エクスポート可能。セットアップに必要な技術的知識やモデルの選定作業を省き、NVIDIAのGPU環境で即座に利用できる。 このツールは、ゲーム開発、建築デザイン、デジタルメディア制作など、高品質な3Dコンテンツ制作に求められる効率化を実現。NVIDIAは、IFA 2024のセッションやRTX AI Garageブログを通じて、AIを活用したクリエイティブワークフローの普及を推進している。 AIによるプロトタイピングの自動化は、アーティストの創造性を解放し、制作プロセスのスピードと柔軟性を飛躍的に向上させる。NVIDIA AI Blueprintsは、技術の壁を低くし、誰もがAIを活用した3D制作に挑戦できる環境を提供している。
