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ボストンダイナミクス、配達用ロボット犬を実証

ボストン・ダイナミクスは、四足歩行ロボット「Spot」を活用した宅配物流の実証実験を推進している。同社が公開した実証映像によると、配送専用版のSpotには荷物受け渡し用のコンベアベルトが装備されており、トラックから人間が荷物をベルトに載せると、Spotが住宅の門前まで歩み寄り、ベルトを回転させて荷物を置き去りにする。この取り組みは、物流自動化の最終課題とされる最後の50フィート(約15メートル)の配送問題、通称ポーチギャップの解決を目指している。同社Spot担当ゼネラルマネージャーのマルコ・ダ・シルバ氏は、物流の多くはすでに自動化されているが、最後の50フィートこそが自動化の最終段階だと信じているとコメントしている。 同社は現在、主要な物流企業と連携し、Spotを用いた配送テストの実施について協議を進めている。Spotは従来、セキュリティ巡回や産業現場の点検業務で導入実績があったが、今回の宅配用途への展開は、自律配送市場における新たな応用分野の確立を意味する。業界関係者も同様のラストワンマイル課題を認識しており、ドゥエルドッシュのCEO、トニー・シー氏は路沿いから玄関までの配送は依然として自動化が困難な領域であり、人間の配達員が得意とする部分だと指摘している。ドゥエルドッシュも自律配送ロボットの実証を進めているが、Spotのような四足歩行ロボットは段差や狭い通路への対応力で優位性を持つと期待されている。 ボストン・ダイナミクスはSpot配送版の実用化に向け、物流大手とのパートナーシップ構築を強化する方針であり、物流自動化の新たな枠組みを構築する動向が注目される。

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