エマ・グリデ、AI活用で社員にインセンティブを――「成果次第でボーナス」の仕組み導入
ファッションブランド「スキームス」と「グッドアメリカ」の共同創業者であるエマ・グリード氏は、2年前に従業員にAIの活用を促すための「ボーナス制度」を導入したと明かした。彼女は10月に公開された「メル・ロビンズ・ポッドキャスト」のインタビューで、自らの企業でAIを積極的に活用するようチームに呼びかけ、成果を出した部門には報奨金を支給する仕組みを設けたと語った。具体的な導入部門は明言しなかったが、グリード氏は「マーケティングやクリエイティブ部門ではなく、意外にも会計チームがAIを使って決済返金の処理を自動化した」と驚きを示した。この取り組みにより、同社は「数十万ドルのコスト削減」を達成したという。 グリード氏は、AIを活用することで業務の効率化が可能になると強調。「人間が考えつかないような工夫が、意外な部署から生まれる」と述べ、AIへの挑戦が企業の成長に直結すると指摘した。彼女はまた、起業家やリーダーに対して、AIが最も影響を与える分野を特定し、そのスキルを身につけるべきだとアドバイス。サン・アルトマン氏やビル・ゲイツ氏も同様に、AIの理解と活用が将来のキャリアに不可欠だと訴えている。 さらにグリード氏は、キャリアの優先順位を高めるためには、個人生活の犠牲も覚悟すべきだと語っている。今年5月には、「勤務時間のバランスを気にする求職者は『赤信号』だ」と発言し、トップの立場に立つ者は常に業務に関わっていると説明した。彼女の主張は、AIの活用を「今すぐ始めるべき」であるという強いメッセージに集約される。AIの波を逃すな、と呼びかける。
