19歳創業者、AI専用PC「Ghost」に1100万ドル調達
19歳の創業者ゼイン・ジャワイドが率いるパーソナルAIエージェント専用ハードウェアメーカー「Ghost」が、1年間の開発を経てステルス状態から脱却し、アンドリーセン・ホロウィッツをリードとする1100万ドルのシード資金調達に成功した。同社は同日、同社初となる専用コンピュータ「Core」の予約販売を開始した。 CoreはAIエージェントがユーザーに代わり自律的に動作することを前提に設計された端末である。価格は3499ドルでNvidia RTX Pro 4000 SFF Blackwell GPUを標準搭載し、画面を持たずスマートフォンや専用アプリで接続する。QwenやGemmaシリーズなどのモデルを搭載し、OTAアップデートで最新技術を継続導入可能。最大の特徴は完全ローカル処理とデータプライバシーの担保にある。全データを端末内で暗号化・処理し、クラウドやGhost自身すらアクセス不能。エージェントの権限行使を監視する専用ファイアウォールを備え、不審な通信やデータ漏洩試行を自動ブロックする。同社はサービス終了後も端末が独立して動作するよう設計し、ユーザーの完全なデータ所有権を強調する。 シードラウンドにはAbstractやSV Angelなども参加。創設チームは全員が30歳未満で構成され、製造はサンフランシスコの自社施設で行う。第一陣は10月下旬に出荷予定。ジャワイドCEOは汎用PCとは異なり、AIの推論・記憶・自律的アクションに特化したソフトウェア層の構築が競争力の源泉だと述べ、既存大手企業との差別化を図る。同社は製品満足度の向上を最優先とし、個人AI市場の開拓に注力する方針だ。
