Perplexity の「Personal Computer」が Mac で一般利用開始
Perplexity は木曜日、独自のローカル AI エージェント「Personal Computer」を全 Mac ユーザー向けに一般公開したと発表した。同製品は、クラウド中心の AI からユーザーのデバイスに機能を移すことで、個々のユーザーが日常的に使用するデバイス上で多段階のワークフローを処理できるように設計されている。これは OpenAI の OpenClaw などのローカル AI 普及の流れを受け、クラウド環境に依存しないセキュリティの高いコンピューティング環境を提供することを目指している。 同機能は昨月、Perplexity の有料サブスクリプション会員と待機リストの対象者に限って導入されていたが、現在は新開発の Mac アプリを通じて誰でも利用できるようになった。ただし、機能の利用には Pro または Max プランへの加入が必要である。初期バージョンでは、ローカルファイル、ネイティブ Mac アプリ、Web 上での操作が可能で、400 以上のコネクタを活用してツールをオーケストレーションできる。Perplexity が提供する AI 搭載ブラウザ「Comet」と組み合わせれば、直接コネクタを介さずに Web ベースのツールも扱えるようになる。また、Mac Mini などの常時稼働デバイス上で自律型エージェントを実行でき、iPhone から遠隔でタスクの開始や承認を行うことも可能だ。 具体的な用途としては、スプレッドシートやドキュメントの編集、異機種間のファイル比較、別のアプリからの情報を元にドラフト作成など、アプリケーションを跨いだ作業が含まれる。一般公開に伴い、Perplexity は既存の Mac アプリのサポートを今後数週間で終了し、開発リソースを「Personal Computer」アプリに集中させる方針を示している。なお、新アプリは現在、Mac App Store 経由ではなく同社公式サイトからの直接ダウンロードのみで提供されている。
