1910、AIモデル「CANDID-CNS™」を発表 Rule of 5を越える化合物の血脳関門透過予測に成功
1910社が、中枢神経系(CNS)への透過性を予測する新たなAIモデル「CANDID-CNS™」の研究成果を、アメリカ化学会(ACS)の学術誌『Journal of Chemical Information and Modeling』に発表した。このモデルは、従来の「Rule of 5」の制約を越え、立体化学の複雑な要因まで考慮した小分子の血脳関門透過性予測を可能にした。CANDID-CNS™は、小分子および大分子の創薬開発において、従来の規則に縛られない化学空間を探索する能力を持つ。特に、立体異性体の影響や分子の三次元構造を正確に捉えることで、CNS疾患治療薬の設計において高い精度を実現した。 1910社は、AIネイティブなバイオテックとして、小分子および大分子の創薬プロセス全体をAIで駆動する独自のアプローチを採用している。今回の発表は、AIが化学的制約を越えて、実用的な薬物候補の発見を支援する可能性を示す重要な一歩となる。同モデルは、神経難病や精神疾患の治療薬開発において、候補化合物の絞り込みを大幅に効率化する期待が寄せられている。 研究の第一著者である1910社のAI研究チームは、「CANDID-CNS™は、従来の予測モデルではカバーできなかった立体化学的要因を学習し、血脳関門透過性の予測精度を飛躍的に向上させた」と強調している。この成果は、AIを活用した創薬の新たな可能性を示すとともに、1910社がAIを基盤にした新薬開発のリーダーとしての地位を確立するものと評価されている。
