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4ヶ月前
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AIは過大評価され危険性も 経済学者ステーブ・ハンケが警鐘

ジョンズ・ホプキンス大学の応用経済学教授であり、元投資家でもあるスティーブ・ハンケ氏が、人工知能(AI)のブームは「過剰に熱狂されており、危険な可能性を孕んでいる」と警鐘を鳴らした。彼はビジネスインサイダーへの電子メールで、メタの元AI最高責任者でありAI分野の先駆者でもあるヤン・レクン氏の見解に賛同していると明言。レクン氏は2024年春の演説で、「AIは言語の流暢さに欺かれるが、現実への理解は極めて表面的だ」と指摘。また、チャットボットは用途はあるものの、「人間レベルの知能への道筋においては、LLM(大規模言語モデル)は逸れ道であり、無駄な誘導、あるいは死に至る道筋」と断じた。 ハンケ氏は、この見解に「同調している」とし、AIは「過剰に賛美され、潜在的に危険だ」と断言。彼は、市場の過熱が持続するかどうかは、AI企業の「驚異的な収益予測が実現するか」にかかっていると分析。「座席ベルトを締めておくのが賢明かもしれない」とも述べた。ハンケ氏はかつてアルゼンチンの信託投資信託の最高責任者として、1995年に世界で最もパフォーマンスの良かったファンドを率いた実績を持つ。また、ロナルド・レーガン大統領の経済顧問も務めた。 一方、AIブームは依然として勢いを増している。OpenAIは1000億ドルを超える資金調達を目指し、評価額は最大8500億ドルに達する見込み。チャットGPTの開発元は昨年、年間200億ドル以上の年間収益を達成。メタ、アマゾン、アルファベットの「ハイパースケーラー」企業群は、2026年までに合計5200億ドル規模の資本支出を計画。マイクロソフトも今年、1000億ドル以上の投資を予定している。 レクン氏はメタを退職し、パリに拠点を置くAMI Labsを設立。言語処理を超えた、物理世界を真正に理解できるオープンソースAIの開発を進める。ハンケ氏と同様に、AIの過熱を警戒する声は多い。『バッドショート』のマイケル・バリー氏は、半導体への過剰投資が早期に陳腐化するリスクを指摘。投資戦略家ジェレミー・グラントン氏も、鉄道やインターネットの歴史に見られる「技術バブル」のパターンがAIにも繰り返されるだろうと警告している。 一方で、イーロン・マスクやサム・アルトマンらAIの擁護派は、AIが生産性を飛躍的に向上させ、巨額の利益を生み出すと予測。価格高騰は正当化されると主張している。

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