Vantage、テキサスに250億ドル級AI専用データセンター構想を発表
Vantage Data Centersは、人工知能(AI)向けインフラ需要の急増を受け、テキサス州シャックルフォード郡に1,200エーカーのデータセンター・キャンパスを建設すると発表した。同社は2024年3月19日、総投資額が250億ドルを超える大型プロジェクトを進めると明らかにした。このキャンパスは、AIモデルの学習や推論に必要な大規模な計算リソースを支えるための基盤として設計されており、米国西部におけるAIインフラの拡大を牽引するものと期待されている。 同社の開発計画は、AI関連のデータセンター需要が急拡大する中で、特にテキサス州が注目される理由を示している。電力供給の安定性とコストの低さ、そして地理的利便性が、大規模なデータセンター立地に有利な条件として評価されている。Vantage Data Centersは、このプロジェクトを通じて、AI時代のインフラ基盤を長期的に支えるネットワークを構築する計画だ。 この投資は、AI開発を支えるデータセンターの「マグナム・オプス」(大規模開発)の流れを強化しており、グーグルやマイクロソフト、アマゾンといったテック大手のAI戦略とも連動する。同社は、2025年以降に段階的に稼働を開始する予定で、最大100メガワット規模の電力供給能力を備えるとしている。 Vantage Data CentersのCEO、アンドリュー・スコット氏は、「AIの成長は不可逆的であり、その基盤を確立するためのインフラ投資が今まさに必要だ」と強調。今後、同キャンパスは、AI開発企業やクラウドサービスプロバイダーの主要な拠点となる見通しである。
