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インドAIスタートアップ、Sarvamが国内向けAIチャットアプリ「Indus」をリリース

インドのAIスタートアップ、Sarvam(サルヴァム)が、国内言語を意識したAIチャットアプリ「Indus」を正式にリリースした。同アプリはウェブおよびモバイル対応で、同社が新たに発表した1050億パラメータの大規模言語モデル「Sarvam 105B」を基盤としており、インド国内の生成AI市場における国際的プレイヤーとの競争を加速させている。 Sarvamは、2023年に設立され、Lightspeed Venture Partners、Peak XV Partners、Khosla Venturesなどから累計4100万ドルの資金調達を実施。インドの多言語環境に特化したAIモデル開発をミッションに掲げ、インド国内のAIインフラの自立を目指している。 Indusは現在、iOS、Android、ウェブでベータ版として提供されており、テキスト入力や音声入力に対応。返答もテキストと音声で受け取れる。ログインは電話番号、Googleアカウント、Apple IDから可能だが、現時点で利用はインド国内に限定されている。 一方で、チャット履歴の削除はアカウント削除に限られ、推論機能のオフ設定ができないなど、いくつかの制限がある。同社は、初期段階で計算リソースが限られているため、アクセスが制限され、待機リストに回ることもあると説明。同社共同創業者Pratyush Kumar氏はX(旧Twitter)で、「ユーザーからのフィードバックを重視しながら、段階的にアクセスを拡大していく」と述べている。 同社は先週、ニューデリーで開催された「India AI Impact Summit」で、105Bおよび30Bモデルの発表に加え、企業向けの展開計画やハードウェア戦略も明らかに。HMD(ノキアのスマートフォン事業)との提携により、AIを搭載したノキアの機能型携帯電話への展開、ボッシュとの提携で自動車分野へのAI活用も進める。 インドは生成AIの採用拡大が著しい地域で、OpenAIのSam Altman氏はChatGPTがインドで週間1億ユーザーを超えると報告。Anthropicも、インドがClaudeの利用で米国に次ぐ規模と公表。Sarvamの登場は、こうしたグローバル競争の中で、インドのAI主導性を高める重要な一歩と位置づけられる。

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