HyperAIHyperAI

Command Palette

Search for a command to run...

ヘルスケアAI企業インノベイシヤー、IPO見送りでM&Aとセカンダリーで成長加速

ヘルスケアAIのユニコーン企業、インノベイセッカー(Innovaccer)は、上場(IPO)ではなく、M&Aとセカンダリーファイナンスを戦略の中心に据えている。同社の共同創業者兼CEOアビナブ・シャシャンク氏は、現在のプライベート市場の深度と柔軟性が、IPOを急ぐ必要性を薄れさせていると語った。同社は2024年1月に2.75億ドルを調達し、そのうち約1億ドルを早期投資家向けのセカンダリー売却に充てた。さらに、シリーズFラウンドの延長として、社員向けに5,000万ドルのティンダーオファー(買い取り)を実施。これにより、早期投資家や社員が資本の流動性を得た。 シャシャンク氏は、「成長が著しい企業にとって、プライベート市場では長期的な戦略を取れる自由がある。公的市場ではそれが難しい」と指摘。同社は現在、34.5億ドルの評価額を維持し、年間40%以上の収益成長と、支出を上回るキャッシュフローを達成。IPOに必要な収益規模(数億ドル以上)、利益性、30%以上の成長率を満たしていると説明したが、資金調達の目的は主にM&Aに使われるため、上場は急ぐ必要がないと強調した。 同社は今後6か月間で2〜3件の買収を予定。狙いは、病院の収益サイクル管理の自動化、遠隔患者モニタリング、ケアマネジメントの自動化、特に心臓病やがんの専門分野の技術。これまでに3件の買収を実施し、既に130以上の大型医療機関と提携。その規模が、買収対象企業にとっての強みとなっている。 さらに、来年中に20〜30社の提携企業が統合された「カレクトマーケットプレイス」の立ち上げも予定。インフラ上でデータ連携が可能なため、顧客は複数のツールを自由に選べる。 シャシャンク氏は、IPOは最終的には必要だが、「少なくとも2年は先」と見通している。トップAI企業がプライベートで高成長を続ける中で、上場が「究極のゴール」である必然性は薄れていると分析。しかし、将来的には5億ドル以上の年間定期収益(ARR)を達成した上で、上場を検討する方針。現在の戦略は、自社のインフラを強化し、業界全体のデジタル基盤を形成することにある。

関連リンク

ヘルスケアAI企業インノベイシヤー、IPO見送りでM&Aとセカンダリーで成長加速 | 人気の記事 | HyperAI超神経