HyperAIHyperAI

Command Palette

Search for a command to run...

Google、2026年にAI向けインフラに1800億ドルを投じる覚悟で成長加速

グーグルが2026年におけるAI基盤の拡張を加速させている。同社は2025年第4四半期に、生成AI(GenAI)向けの推論処理量を1分間に1000億トークン以上にまで押し上げ、前四半期比43%の増加を記録。これは、同社が開発するGemini 3モデルを支えるTPU(Tensor Processing Unit)の強化と、AIインフラへの巨額投資の成果だ。同社のアンドリュー・ピチャイCEOは、この処理能力の拡大が「第一-partyアプリケーション」の利用拡大に直結していると説明している。 こうした需要の急増を受けて、グーグルは2026年度の資本支出(Capex)を1750億~1850億ドル(約27兆~29兆円)の範囲で計画。これは2025年の91億ドルを大きく上回り、過去10年間で3年連続で2倍以上の成長を続ける。特に、AIモデル開発(Google DeepMind)、ユーザー体験の向上、広告効果の最適化、そして企業向けクラウド需要の増加に向けたインフラ投資が中心となる。 2025年第4四半期の業績では、グーグルは売上1138億ドル(前年比18%増)、純利益345億ドル(同29.8%増)を達成。現金・現金同等物は957億ドルを維持し、2026年のインフラ投資を十分に賄える水準にある。一方、グーグルクラウド部門は売上176億6000万ドル(同47.8%増)を記録し、営業利益率は30.1%に達し、過去最高の収益性を実現。これは1年前の15%台と比べて大きく改善した。 グーグルは、自社の検索・広告・YouTube事業がAIを活用して収益を生み出す「AI駆動型ビジネス」を既に確立しており、その利益がクラウドとAI基盤の拡充を支えている。同社のAI戦略の鍵は、「AIをアプリケーションの前段で動かす」こと。これにより、AIの進化が自社サービスの成長を後押しする好循環が生まれている。 市場では、グーグルクラウドの2026年売上成長率が30~50%と予想されており、同社がAIインフラの世界最大手としての地位を確固たるものにしている。グーグルの戦略は、自社の強みを活かしつつ、AI基盤を「独立したクラウド事業」として育てるという、明確な方向性を持つ。今後、AIがエネルギー、交通、医療と並ぶインフラとしての役割を果たす中で、グーグルの投資規模と戦略の先進性が、業界全体の動向を左右する可能性がある。

関連リンク

Google、2026年にAI向けインフラに1800億ドルを投じる覚悟で成長加速 | 人気の記事 | HyperAI超神経