Genius SportsとPublicis Sportsが提携、FANHubでファンエンゲージメントの次世代を構築
スポーツデータ・テクノロジー企業のジェニウス・スポーツ(Genius Sports)は、広告・マーケティング大手パブリス・スポーツ(Publicis Sports)と戦略提携を発表した。この提携により、パブリス・スポーツのクライアントは、ジェニウス・スポーツが開発する次世代ファンエンゲージメントプラットフォーム「FANHub」の技術とデータを活用できるようになる。 FANHubは人工知能(AI)を活用したスポーツ広告プラットフォームで、試合中の感情的な瞬間や注目度の高いシーンに、正確にターゲットされたファンにブランドメッセージを届けることが可能。ジェニウス・スポーツが保有する独自のリアルタイムデータ信号を活用することで、チームやブランドは試合のドラマチックな展開に合わせて即時キャンペーンを実行し、ファンとの感情的なつながりを強化できる。 提携の柱は三つ。まず、ファンの熱狂的な瞬間にブランドが寄与できる「感情とデータの融合」。次に、パブリス・スポーツが保有するエプシロンのアイデンティティデータやスポンサーシップインテリジェンスデータと組み合わせ、広告の計画・実行・測定を全チャネルで統合。最後に、広告が「観客」ではなく「試合の一部」として体験されるような、動的でリアルタイムなコンテンツの創出。 ジェニウス・スポーツのジョシュ・リンフォース最高営業責任者(CRO)は「FANHubは、ファンの記憶に残る瞬間とブランドを結びつける。パブリス・スポーツのグローバルなネットワークと革新志向が、この未来のファンエンゲージメントを実現する最適なパートナー」と強調。パブリス・スポーツのスージー・ディーリングCEOも「スポーツは感情、コミュニティ、文化がリアルタイムで交差する場。この提携により、ブランドが試合の流れに合わせて反応する体験を創出できる」と述べた。 また、パブリス・スポーツはジェニウス・スポーツのイノベーション諮問委員会に参加し、スポーツ広告の未来を共同で設計していく。ジェニウス・スポーツはNFL、プレミアリーグ、NCAAなど世界700以上のスポーツ組織と提携。AI、コンピュータビジョン、ビッグデータを駆使し、ブロードキャストの拡張、自動判定ツール、パーソナライズ広告など、スポーツ価値連鎖全体をつなぐ技術を提供している。
