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AWSとHUMAIN、NVIDIAAIインフラと自社AIチップでサウジに「AIゾーン」構築へ

Amazon Web Services(AWS)とサウジアラビアの公共投資基金(PIF)傘下のAI企業HUMAINは、米国とサウジアラビアの投資フォーラムで開催されたイベントを契機に、AI分野における戦略的提携を拡大すると発表した。両社は、リヤドに「AIゾーン」と呼ばれる最新のデータセンター施設を建設し、最大15万基のAIアクセラレータを導入する計画を明らかにした。このAIゾーンは、NVIDIAの最新GB300インフラとAWS独自のAIチップ「Trainium」を統合し、最先端のモデル学習と推論を可能にする。これにより、企業は迅速にAIの構想を実用化できるようになる。 AWSはHUMAINのグローバルなAIパートナーとして、同施設を通じて世界中の顧客にAIコンピューティングとサービスを提供する。特に、Amazon BedrockやAmazon SageMaker、Amazon AgentCoreといった生成AIサービスが統合され、ユーザーはインフラ管理の煩雑さを回避して最先端の基礎モデルにアクセスできる。また、HUMAINはAWSソリューションプロバイダーとして参加し、地域および国際的なAI導入を加速する。 この提携は、2025年5月に発表された50億ドル以上のAIインフラ投資計画の一環であり、サウジアラビアが世界のAIリーダーを目指す国家戦略と一致している。両社は、アラビア語を基盤とする先進的な大規模言語モデル「ALLAM」の開発や、政府サービス向けのAIエージェントマーケットプレイスの構築も進める。さらに、AWSはサウジ国民10万人を対象にクラウドと生成AIの教育を行う「Amazon Academy」を展開し、1万人の女性を対象としたスキルアッププログラムも支援する。これらは、2030年までにAI経済がサウジのGDPに1300億ドル貢献するという目標に向けた人材育成の柱となる。 AWSのタヌジャ・ランダリー氏は、「このパートナーシップは、地域のニーズとグローバルな規模を融合させた革新的なイノベーションハブの構築」と述べ、AIによるデジタル変革と経済成長の加速を強調した。HUMAINのタレク・アミンCEOも、「このAIゾーンは、国家の目標と世界のAI需要を同時に満たす多ギガワット規模のスタート」と語り、グローバル市場への展開を視野に提携の意義を強調した。

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