スペースX、時価総額 1.75 兆ドルの IPO に突入
複数の外電によると、スペース X は IPO を急ピッチで進めており、ナスダックへの上場を目標に、企業価値は最大 1 兆 7500 億ドルに達する見込みだ。これが実現すれば、同社は直ちにナスダック 100 や S&P 500 など主要な株価指数に組み込まれる可能性が高い。 スペース X の事業範囲は多岐にわたり経済分野も広範であるため、指数における業種分類には課題が生じている。同社の S-1 提出書類によれば、2025 年の収益構成は明確であり、スターリンクが 110 億ドルを超え総収入の大部分を占める一方、宇宙打ち上げおよびミッションサービス部門は約 40 億ドル、xAI 人工知能セクター(グロック大モデルとテネシー州・ミシシッピ州のデータセンターを含む)は約 32 億ドルとなる。 スタンダード&プアーズ・グローバル社と MSCI 社といった主要指数運営会社では、業界分類においてまず収益比率を基準とする。スターリンクの規模に基づけば、スペース X は最もアルファベットやメタ、ネットフリックスなどと同様に「コミュニケーションサービス」セクターに分類される可能性が高い。さらに、その宇宙開発・防衛関連という性質から、「ボーイング」や「ゼネラル・エレクトリック・エアロンスペイス」などの企業が属する「産業」セクターへ編入される可能性もある。 イーロン・マスク氏は以前より、スペース X が将来は宇宙データセンターを展開すると明言している。彼は 2025 年 11 月の投資フォーラムで、「今後 4〜5 年で太陽光発電を利用した AI サットライトが、コスト面で最も安価な AI 計算手段になる」と述べていた。このビジョンは、今後の業種分類において新たな課題をもたらす可能性がある。 注目すべき点として、現在、エクホースター社などがスペース X の株式を約 2%から 3%保有しており、今回の IPO で既存投資者にとっての出口戦略が整うことが期待されている。
