MetaCEOザッカーバーグが自ら体験し、詳細なフィードバックを提供——AIエージェント「OpenClaw」開発者ピーター・スタインバーガーがOpenAIに合流
AIエージェント「OpenClaw」を開発したピーター・シュタインベルガー氏が、マーク・ザッカーバーグから直接フィードバックを受けたことが明らかになった。OpenClawは、メール管理やフライト予約、アプリとの連携など、ユーザーの代わりに自律的にタスクを遂行できるオープンソースAIエージェントとして注目されている。2024年2月11日、レックス・フリードマン氏のポッドキャストでシュタインベルガー氏が語ったところによると、OpenClawの発表後、多くの人々が「チャットGPT以降、AI分野で最も大きな出来事の一つ」と評している。 シュタインベルガー氏は、OpenAIとメタ(Meta)からの買収オファーを検討したが、起業経験をもつ彼は、資金調達やビジネス化が開発に集中する時間を奪い、オープンソースの価値と商業的ニーズの間に矛盾を生むと判断。最終的に両社の中から選択した。その際、OpenAIは最先端の計算リソースとインフラへのアクセスを提示したが、メタは異なるアプローチを取った。ザッカーバーグ氏は、OpenClawを1週間ほど実際に使って評価し、詳細なフィードバックを送った。シュタインベルガー氏は、ザッカーバーグが「これは素晴らしい」「これはダメだ」「こう変えた方がいい」といった率直な意見とともに、ユーモラスなエピソードも共有したと明かした。 さらに、ザッカーバーグはWhatsApp通話でシュタインベルガー氏と「Claude Code」と「Codex」の比較について熱心に議論。その際、彼が「コードを書いている最中だった」と語り、管理職としての距離感ではなく、技術的に理解しようとする姿勢を見せたと語った。シュタインベルガー氏は「彼はただの経営者ではなく、私を理解している」と評価。その後、ザッカーバーグは「変人だが、素晴らしい」と評したと明かした。 この経験を踏まえ、シュタインベルガー氏は2月15日、サム・アルトマン氏がX(旧Twitter)で発表した通り、OpenAIに合流した。彼の選択は、技術的ビジョンの一致と、AI開発の本質的な理解を重視する姿勢の表れである。
