GitHubが6月利用数過去最高を記録
マイクロソフト傘下の開発者向けプラットフォーム「GitHub」は、「過去最高の業績を記録した月」を迎えたことが明らかになった。ビャチェスラフ・フェドロフ最高技術責任者(CTO)は水曜日の社内会議で、6月の顧客利用量が急増し、その主な要因がAIプログラミングツール「Copilot」の課金モデルの変更にあると明らかにした。 6月1日より、GitHubは従来ユーザー数に応じた定額制だったCopilotの利用料金を、実際の使用量に応じて課金する方式へと変更した。これは競合他社であるCursorやCodexなどの料金体系と同様のものである。フェドロフ氏はこの変更により利用量が爆発的に増加したと述べたものの、具体的な数値については公開を避け、会社年度の締めくくり時期であることを理由に説明を控えた。 今回の利用量増加による価格改定の可能性について、フェドロフ氏自身は大規模な値上げの必要性はないとの見解を示したが、マイクロソフトの最終的な価格戦略については明かさなかった。 GitHubは2018年にマイクロソフトによって買収され、世界中の開発者が最も頻繁に使用するコードホスティングおよびコラボレーションプラットフォームとなっている。AIプログラミングアシスタント分野では、Copilotは当初プラットフォーム上の優位性から先行してリードしていた。しかし現在、競合製品であるCursor、OpenAIのCodex、そしてAnthropicのClaude Codeなどが市場シェアを着実に奪いつつある。昨年暮れに行われた社内会議の録音データによると、Microsoftの高層幹部らはこれらのツールと競争するためにはGitHubに対して「全面的な刷新」が必要だと率直に述べていたという。 需要の急激な増加はインフラストラクチャにも負荷をかけている。2026年以降、GitHubでは大規模なシステム障害が数十回発生している。ビジネスインサイダー社の報道によれば、マイクロソフトはキャパシティボトルネックの問題に対処すべく、最大のクラウド競合企業であるアマゾンに支援を求めざるを得なくなった状況だという。 マイクロソフト側はこの件に関するコメントを拒否している。
