NVIDIA、世界TOP500の400超を牽引
ハンブルクで開催されたISC High Performanceカンファレンスにて発表された最新のTOP500スーパーコンピュータランキングによると、NVIDIAの技術は世界の500台中最速マシン400台以上を推進している。新規採用マシンのおよそ9割が同社基盤であることは、AI、シミュレーション、科学計算を統合した加速コンピューティングの需要拡大を如実に示している。 処理性能でも他プラットフォームを大きく引き離し、AIトレーニング量は2倍以上、推論量は3倍以上に達する。ハードウェア採用数はGPUが過去最高の238台、ネットワーク接続が376台を記録。またGrace CPU採用システムは26台に達し、出荷数は250万個を超えた。メモリ集約型AIワークロードに最適化されたGrace HopperスーパーチップはTOP500上位5位と10位のシステムに搭載され、その効果を証明している。 省電力性能を評価するGreen500でも支配的な立場を維持し、上位8位をGPUが独占。フランス・トゥールーズ大学のKAIROSは73.3ギガフロップス/ワットの効率を記録し首位に輝いた。科学計算分野では、欧州最速かつ初のエクサスケールマシンJUPITERが欧州全域の研究インフラを牽引。欧州内では35基のAI HPCシステムが構築中で、約300万人の研究者が利用する。 次世代Blackwellアーキテクチャ搭載マシンが米欧日を含む地域でランキングに参入し、南アフリカや中東、東南アジアの国家レベルAIプロジェクトでも採用が拡大している。加速コンピューティングはAIと科学技術の基盤として完全に定着し、NVIDIAのフルスタックアプローチが世界の次世代計算インフラを規定する主流となっている。
