Meta、全ユーザー向けに Ray-Ban Display による仮想書き込み機能を導入
Meta はそのスマートグラス「Meta Ray-Ban Display」への新機能展開を強化し、すべてのユーザーに手だけでメッセージを書く機能を導入しました。この特徴はデバイスに同梱された神経腕帯(ネーラル・リストバンド)を介して実現され、WhatsApp、Messenger、Instagram、および Android や iOS のネイティブメッセージアプリで利用可能です。当初はこの機能は発表時には利用できず、今年 1 月に WhatsApp および Messenger 向けに初期アクセス限定で提供されていましたが、今回は全ユーザーへ広く開放されました。 同社はさらに複数のアップグレードも発表しています。メタが開発者向けに「ディスプレイ録画」と呼ぶ機能により、グラスの表示で見ている内容、実際の現実世界の見え、周囲の音声を組み合わせた動画を記録できるようになりました。また、歩行者の道案内機能は米国全域およびロンドン、パリ、ローマなどの主要な国際都市にまで拡張され、より広範囲で活用可能になっています。さらにライブキャプション機能も WhatsApp、Facebook Messenger、Instagram の DM 内の音声メッセージで利用開始されました。 開発者向けには、アプリ開発の機会も拡大されています。メタは開発者プレビューとして、Meta Ray-Ban Display 向けのアプリ作成を可能にし、ウェブアプリをグラスへ直接デプロイできる環境を整備しました。これにより、より多様なアプリケーション生态の構築が期待されます。これらの新機能は、スマートグラスを単なる情報表示デバイスから、双方向のコミュニケーションとコンテンツ制作のためのツールへと進化させるものとして位置づけられています。手ジェスチャーでの文字入力や拡張現実(AR)を組み合わせた映像記録など、ユーザー体験を大きく改善する要素が追加され、日常生活や業務での利用頻度の上昇が予測されます。特に、音声入力に頼らずにテキストを送信できる点は、公共の場や静寂が求められる環境での利便性を高めています。
