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メンロ、アンソロピックに早期投資し140億ドル

メンロベンチャーズは2023年初頭、収益化前のAnthropicへの早期投資を決断し、現在その保有分は約140億ドルに評価されている。同社パートナーのマット・マーフィーは、創業者兼CEOのダリオ・アモデイ氏との短いオンライン会議後、OpenAI対抗馬としての市場ポテンシャルを確信し、社内での異論を押し切って投資を実施した。当初の41億ドルという想定バリュエーションは同社の通常基準を超えていたが、マーフィー氏はベンチャー市場には常に対立軸が生まれ、二号的存在でも大きな収益が得られると判断した。 メンロはSeries Cではリード投資を回避したが、Series Dにおいて同社史上最大の投資を決行し、SPVを活用して資金調達を行った。その後、AnthropicはGoogleやAmazonとの商業パートナーシップを確立し、2024年末には年間売上高が約10億ドルに急拡大。2025年後半のIPOに向けた準備が進む中、最新ラウンドでの企業価値は9650億ドルを突破した。これによりメンロの投資元本は劇的に評価益を生み、ポートフォリオの収益構造を一変させた。 同社のこの判断は、ウーバーやルークなどの実績で知られる設立50年の伝統的なVCとしての立場を一気に高め、2024年に前年の2倍超となる30億ドルの新ファンドを調達する原動力となった。また、Anthropicとの連携でAI早期段階スタートアップ支援を目指すファンドも立ち上げられている。安全重視の開発方針を掲げるアモデイ氏のミッション駆動型の姿勢が市場から高く評価されたことを示す本投資は、AI産業の構図変化を先取りした典型的な事例として、VC界隈で広く議論されている。

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