AI駆動の統合型収益管理が企業の成長戦略に進化、ISGが2025年バイヤーズガイドを発表
企業はAIを活用して収益管理を統合的に進める動きが広がっている。グローバルなAI中心のテクノロジーリサーチ・アドバイザリーファーム、情報サービスグループ(ISG)の調査によると、企業は営業・マーケティング・カスタマーサクセスなど複数部門を統合した「収益パフォーマンス管理(RPM)」の導入を加速。AIと機械学習を活用し、営業戦略、販売目標、インセンティブ、予測分析、顧客エンゲージメントを一元化することで、複数チャネル(eコマース、サブスクリプション、リニューアル、代理店など)での収益成長を可視化・最適化している。 ISGは2025年版「収益パフォーマンス管理(RPM)バイヤーズガイド」を発表。15のソフトウェアプロバイダーを評価し、Anaplan、Xactly、OracleがRPM分野の全体リーダーに選ばれた。特にAnaplanは3つの評価カテゴリでリーダー認定を受け、Exemplary(優れた実績)評価を獲得。同ガイドでは、CRM、ERP、請求・サポートシステムとの連携がRPMの効果を左右すると指摘。データ統合により、より適切な営業エリア設定やインセンティブ設計が可能となり、企業のオムニチャネル対応力が向上する。 また、新興プロバイダー向けの「営業パフォーマンス管理(SPM)エマージングプロバイダー・ガイド」では、Forma.ai、Pigment、infinitySPMが全体リーダーに。AIや自動化、ユーザー体験の革新により、営業チームのタスク管理やインセンティブ設計に新たな価値を提供している。 ISGのマーケットアナリストらは、「AIによる予測分析やインサイト提供が、複雑なチャネル環境での収益成長の鍵になる」と強調。AIは離脱リスクの予測、取引スコアリング、アップセル機会の発見など、営業の意思決定を支援。企業は単なる営業支援を超えて、RPMを企業全体の戦略基盤として位置づけている。 調査はソフトウェアプロバイダーからの影響を受けず、企業のIT・ビジネスソフト投資の最適化を目的としている。ISGは、2025年版ガイドの詳細レポートを提供しており、企業の選定支援に役立つ。
