オートルエナジー、オーストラリアで次世代充電・蓄電ソリューションを発表 AI搭載の液体冷却システムと統合型エネルギーネットワークを展示
オートエルエネルギー(Autel Energy)は、オーストラリア・メルボルンで開催された「All-Energy Australia 2025」において、次世代の充電・エネルギー貯蔵ソリューションを発表した。同社は、電気自動車(EV)充電技術のグローバルリーダーとして、液冷式充電装置や太陽光・蓄電・充電を統合したスマートエネルギーソリューションを展開し、持続可能な未来の実現に向けたAI駆動のイノベーションを強調した。 特に注目されたのは、液冷式パワーモジュールを搭載した「MaxiCharger DS600L Liquid-Cooled System」。最大3MWの出力が可能で、CCSおよびMCS規格に対応し、バスやトラックなどの大型車両向けの充電ステーションに最適。独自開発のエネルギー管理システム(EMS)により、太陽光発電(PV)や蓄電システム(BESS)とのシームレスな統合が実現。AIによる予知保守機能、1+1のメインボードバックアップ、インテリジェントな運用管理により、99%以上の稼働率を実現。複数のディスペンサーと端末に対応し、乗用車から重トラまで幅広い用途に対応する柔軟性も備える。 また、All-Energy Australia 2025では、「Autel iGreen Charging Solution」を一貫して紹介。最新のDC充電器「DH480」(最大480kW二口出力)と「DT500」(最大500A)、そして住宅・商業用途向けのAC単口充電器(22kW)を展示。これらはAIによりリアルタイムでネットワーク最適化を行い、最大200台までの充電器にわたるインテリジェントな負荷分散を可能にした。 さらに、MaxiESS ESA500、MaxiEdgeコントローラー、MaxiPower X/S EMSを統合した蓄電システム(BESS)を発表。PV、蓄電、充電設備、CSMS(充電管理システム)を一括制御し、エネルギー効率を最大化。実証データでは、エネルギーコストを30%以上削減できるとしている。 オートエルエネルギーAPACのヘンリー・ヘCEOは、「オーストラリアは同社の戦略的市場。現地パートナーと連携し、最新技術を積極的に導入していく」と強調。AI統合を軸としたハードウェア・ソフトウェアの両面での進化により、大規模充電インフラの安定性と効率性を実現している。
