OpenAI、初のハードウェアとしてカメラ搭載スマートスピーカーを2027年発売へ
OpenAIが発表する初のハードウェア製品は、カメラ搭載のスマートスピーカーであり、価格は200~300ドルの見通し。米メディア『The Information』が報じたところによると、このデバイスは近くのテーブルにある物や周囲の会話内容を認識可能で、Face IDに似た顔認識技術を備え、本人確認を通じたショッピング機能も提供する。同社は昨年5月、ジョニー・アイヴ氏が率いるハードウェア企業を約65億ドルで買収しており、その影響でハードウェア戦略が本格化している。 開発スケジュールによると、初の製品は2027年3月以降に市場投入される見込み。製品はウェアラブルではなく、初期段階の開発にとどまっている。また、同メディアはOpenAIがスマートグラスやスマートランプの開発も「可能性として検討している」と報じており、スマートランプに関してはプロトタイプの開発も進んでいるが、販売の可否は不透明とされている。 他社もAI搭載デバイスの開発を加速している。Apple(アイヴ氏の元勤務先)は、AI搭載のスマートグラスやペンダント型デバイス、カメラ付きAirPodsの開発を進めていると伝えられている。特にスマートグラスは、2028年頃の量産化が見込まれる。 OpenAIのハードウェア戦略は、AIの「実世界への融合」を視野に、ユーザーとのインタラクションをより自然で直感的なものにする狙いがある。現段階では計画は初期段階にあり、実際の製品化は数年先となるが、AIと物理空間の接点を広げる動きは、今後のテクノロジーのあり方を変える可能性を秘めている。
