Microsoft、Copilot 有料ユーザー 2,000 万人超を確認
マイクロソフトは、2024 年 5 月 22 日に開催された第 3 四半期決算の電話会議において、Microsoft 365 搭載の AI ツール Copilot の有料利用者が 2000 万人に達したと発表しました。サティア・ナデラ CEO は、Copilot が実際にユーザーに活用されており、利用数やエンゲージメントが着実に拡大していると強調しました。具体的には、5 万以上のライセンスを購入する企業数が前年同期から 4 倍に増加し、バイエルやジョンソン・エンド・ジョンソン、メルセデス、ローチェといった大手企業が 9 万ライセンス以上を導入しています。また、コンサルティング大手アクセンチュアとの契約では 74 万ライセンスを獲得し、これは同社にとって現在最大の Copilot 導入事例となっています。 利用状況については、ユーザーあたりの問い合わせ数が四半期対比で約 20%増加し、週次でのエンゲージメントレベルが Outlook メールと同等に達したと説明しました。これは一日中頻繁に使用される習慣的なツールとしての地位を確立したことを示しています。また、Copilot は OpenAI の特定のモデルに依存せず、チャットやエージェント機能において複数のモデルを自動的に切り替えたり併用したりするインテリジェントな経路選択が実現されています。例えば、Anthropic の Claude モデルもMicrosoft 365 で利用可能です。モルガン・スタンレーの分析担当者は、これらの数字は市場の期待を大きく上回る非常に印象的だと評価しています。 さらに、Copilot の「エージェントモード」が Word や Excel、PowerPoint における既定の体験となり、単なる対話だけでなく、文書内の多段階のタスクを直接実行する能力が提供されています。この新機能により、ユーザーは作業を Copilot に委譲し、自動的に完了させることが可能となりました。同社は先週、このエージェント機能を一般公開し、業務効率化の新たなアプローチを確立しています。Microsoft によれば、Copilot は単なる実験的な機能ではなく、企業の日常的な業務プロセスに深く統合され、生産性を飛躍的に向上させるインフラとして定着しつつあります。
