Nvidia H200中国販売承認で半導体株高、ASML・SK Hynixも好業績で上昇
半導体株が上昇した。ASMLとSK Hynixの好決算に加え、中国がNvidiaのH200チップの販売を承認したとの報道が市場を押し上げた。米国時間の水曜、バンエック半導体ETFは前場取引で3%以上上昇。ヨーロッパ市場でも、オランダの半導体機器大手ASMLは午前の取引で5%高。InfineonやSTMicroelectronicsなども上昇した。 ASMLは四半期決算で業界予想を上回る好業績を発表。2026年までの売上見通しも予想を上回り、市場の期待を裏切らない内容だった。韓国のSK Hynixも、2025年の通期利益が過去最高を記録したと発表。株価は5%以上上昇した。 一方、ロイターが報じた中国の動向が注目を集めた。中国の主要IT企業、ByteDance、Alibaba、TencentがNvidiaのH200システムの購入を正式に承認されたと伝えられた。これは、長年にわたるNvidiaの中国市場進出に関する規制問題に大きな転換点となる可能性がある。米国は今年初めにH200の販売承認を発表していたが、中国企業は国内製代替品の導入を進めてきた。5月にはNvidiaが、中国への輸出制限により80億ドルの売上損失が出ると公表していた。 Nvidiaの株価も前場取引で1.6%上昇。好決算と中国市場の動きが、半導体業界全体の上昇を牽引した。特にASMLとSK Hynixの業績が、半導体需要の回復と技術的成長の兆しを示しており、市場の期待を高めた。
