FacebookがAI機能を搭載し、アニメーションプロフィール写真とテキスト投稿用背景を新導入
Facebookは、ユーザーがより遊び心のある表現を楽しめるようにするAI搭載の新機能を発表した。同社は、若年層、特にGen Zの関心を引きつけるため、プラットフォームの魅力を刷新する動きを強化しており、今回のアップデートはその一環である。主な機能には、アニメーション付きプロフィール写真、ストーリーズやメモリーズ用の画像リスタイルツール、テキスト投稿にアニメーション背景を追加できる機能が含まれる。 まず、アニメーションプロフィール写真は、静止画に動きを加える仕組みで、ユーザーが写っている写真に waving(手を振る)、ハートを描く、仮想のパーティー帽子をかぶるなどの演出を施すことができる。効果を最大限に引き出すには、正面を向いた単一人物の明確な写真が推奨されており、カメラロールや既存の投稿から画像を選びやすい設計になっている。今後、さらに多くのアニメーションパターンが追加される予定だ。 次に、24時間で消える「ストーリーズ」と、過去の同じ日付の投稿を再表示する「メモリーズ」機能に、Meta AIを活用した「リスタイル(Restyle)」機能が導入された。ユーザーが写真をアップロードした後、テキスト入力や事前に用意されたテーマ(アニメ、イラスト風、輝き系、エーテル的など)を選択することで、画像のスタイルを再構築できる。さらに、雰囲気や照明、色彩の調整、バックグラウンドの置き換え(ビーチや都市風景など)も可能で、個性豊かな投稿が容易になる。 また、テキスト投稿にアニメーション背景を追加する機能も段階的に導入されている。新しい「虹色のA」アイコンをタップすると、落ちる葉や波打つ海といった静止・動的背景から選べ、フィード上で投稿が目立つようになる。季節に合わせた背景も今後追加される予定だ。 Facebookは現在、21億人の日次アクティブユーザーを擁する巨大プラットフォームだが、近年は若年層の流出が課題となっていた。このため、AI技術の活用やUIの若々しいリデザイン、友人限定フィードの導入、グループ内での独自表示名の設定、そして「ぽけ」機能の再活性化(通知付きの専用ボタンの設置)など、多角的な戦略を展開している。これらの取り組みは、ユーザーのエンゲージメントを高め、SNS市場における競争力を維持するための重要な一歩と評価されている。
