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JPモルガンがAIトップ人事を刷新

ジェイピー・モルガン・チェースは、全社的なAI戦略の再編と主要役職の人事異動を発表した。テレーサ・ハイトゼンレター全社AI最高責任者(CDAO)が40年の在籍を経て今月退任し、テクノロジー部門の責任体制が一新される。同行は、AI基盤構築フェーズの完了を受け、事業部署における実装と業務統合へ重点を移行したことを理由に、CDAOをグローバルテクノロジー部門へ統合する組織再編を実施する。ジェラルド・フランシス元データ・AI製品責任者も退社し、2月にはAI研究部門のマヌエラ・ヴェロソ氏も去った。 新しい体制では、全球CIOのロリ・ビールがテクノロジー部門を総括する。CTOのスコット・バルドリーが新たにCDAOに就任し、AI戦略・ガバナンス・商業化・規制当局との連携を担う。バルドリーは各事業線と連携し、戦略の一貫性を確保する。AI・MLおよびデータプラットフォームのCIOを務めるマノジ・シンドワニは、データ・AI製品チームの責任を兼務し、基盤設計と戦略実行を推進する。データ戦略の競争優位性を重視するマーク・バークヘッドが全社データ責任者に、長期在籍のアーヴィンド・ジョシが約200億ドルのテクノロジー予算とAI投資の資源配分を管理する。生成AI時代のサイバー脅威対策を含む情報セキュリティとリスク管理は、ウィリアム・パトリック・オペットが担当する。AI研究部門のトップには、マルチエージェントシステムの専門知識を持つスミトゥラ・ガネシュ氏が2月に着任し、同部門は対象銀行50行中最大の規模を誇る研究体制を維持する。 ジェイピー・モルガンは年間約200億ドルのテクノロジー投資を投じ、すでに1000件以上のAI活用例を展開。基盤構築から事業実装へ移行を加速させることで、ウォールストリートにおけるテクノロジーリーダーシップの維持と業務効率化・新規価値の創出を目指す。

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