BSH、CES 2026でAIキッチンと初の北米向けコードレス掃除機を発表
BSHホーム家電は2026年のCES(ラスベガス)で、AIを活用した次世代キッチン家電と北米初のコードレススティック掃除機を発表した。同社は、人間中心のAIと先進的なセンサー技術を融合させた「Bosch Cook AI」を、ホームコンネクトアプリを通じて近い将来リリースする予定。このAIは、ユーザーが手元にある食材に応じてリアルタイムで調理をガイドし、複数の家電を連携させて異なる焼き加減のステーキを同時に調理するなど、複雑な料理を自動でサポートする。従来のレシピベースのツールとは異なり、動的に学習・適応する点が特徴だ。 また、アマゾンの新AI「Alexa+」と連携した「Bosch 800シリーズ」の全自動エスプレッソマシンも世界初公開。自然言語でコーヒーの抽出条件を指示でき、まるで専門のバーテンダーと会話するように操作可能。AIがユーザーの好みを学習し、毎日のコーヒー習慣を最適化する。 北米市場に初登場する「Bosch Unlimited 9」と「10」は、マイクロクリーン技術を搭載。0.3ミクロンの微細な粉塵まで検出するセンサーと、清掃状態を青色LEDで可視化する機能で、99.9%の粉塵除去を実現。ドイツ製の高効率ブラシレスモーターと10年保証も付く。 CES会場では、『トップシェフ』や『マスターチェフ』などに出演する著名シェフたちがライブで調理デモを実施。BSHは「スマートホームの未来」に関する2つの公式パネルにも参加。北米地域CEOのダーシー・クラクソン氏がスマートデバイス統合のパネルに登壇し、同社のAI活用戦略を発信。また、デジタル製品担当のマイケル・ヴェヌス氏が「Matter標準とAIによるスマートホームの進化」について議論した。 BSHはドイツ本社を拠点とするグローバル企業で、ボッシュ、シーメンス、ガッゲナウ、セラーカなどブランドを展開。2024年時点で売上153億ユーロ、従業員5万7000人以上を擁し、高品質で洗練された家電製品のリーダーとして世界を牽引している。
