CNN が Perplexity を訴え、記事の複製を問題視
CNN はニューヨーク州裁判所に Perplexity を相手取り、著作権侵害および不正競争行為を理由とした訴訟を提起しました。同社によると、Perplexity の AI ツールが自社の記事本文を許可なく丸ごとコピーして生成したり、有料コンテンツへのアクセス情報を提供したりしていると主張しています。訴訟内容は、Perplexity が CNN のクローラー回避策を無視してコンテンツを収集し、記者が作成した記事の無断使用を続けている点を問題視しています。特に、特定のニュース記事のタイトルを入力するだけで、Perplexity の AI 検索ツールが記事の大幅な部分をそのまま出力した具体的な事例が挙げられています。この訴訟は、ニューヨーク・タイムズ、ブリタニカ百科事典、マーリアム・ウェブスター、ウォール・ストリート・ジャーナル、Amazon、Reddit など、Perplexity をめぐる同種の法廷闘争が拡大している状況の一環です。CNN は、Perplexity のサブスクリプションサービス「Comet Plus」に向けたコンテンツ提供契約交渉が、Perplexity によるコンテンツ使用範囲の制限など複数の点で合意に至らず、2025 年 10 月の契約開始前に頓挫したと述べています。契約交渉が決裂した後に CNN が Perplexity に対し、無断でのコンテンツおよび商標使用の中止を求めた書簡を送付しましたが、Perplexity はこれに応答しなかったとされます。CNN は現在、損害賠償の支払いと、同社の違法行為に対する恒久的な差し止め命令を求めており、Perplexity のスポークスマンは「事実には著作権が存在しない」という見解を示すにとどめています。
