AIはがん診断に期待されるが、健康診断では医師の信頼が依然高い
新しい調査によると、多くの人々は医師をAIよりも信頼しているものの、がんの診断においてはAIの可能性に期待を寄せている。米国で実施された2回の全国的代表調査の結果が、12月7~10日にワシントンD.C.で開かれるリスク分析学会年次会議で発表される。調査では、AIが個人の健康状態を診断することに対しては依然として懸念が強く、ChatGPTなどの汎用AIツールを医療判断に頼ることに抵抗感を示す人が多いことが明らかになった。一方で、AIを活用したがん検出技術には高い期待が寄せられており、特に画像診断や遺伝子解析といった分野での応用に前向きな意見が多かった。研究チームは、AIの信頼性を高めるためには透明性の確保や、医師との協働モデルの構築が不可欠だと指摘している。この調査結果は、AIが医療現場で実用化されるにあたり、技術的限界を超えて社会的受容をどう獲得するかという課題の重要性を浮き彫りにしている。
