7社が1000億ドル超へ:AIとテック界の「ヘクトコーン」時代到来
「ヘクトコーン」時代の到来――7つのテックスタートアップが1000億ドル以上の評価額を達成。数年前まで「ユニコーン」と呼ばれる10億ドルの評価額が夢の目標だったが、現在はその基準が大きく引き上げられ、1000億ドル以上を達成する企業が登場している。この「ヘクトコーン」は、わずか数社しかいないが、急速に成長するテック業界の新たな頂点を示す象徴だ。 まず、OpenAIは2015年にサム・アルトマン氏らが設立。アートIFICIAL INTELLIGENCE分野のリーダーとして、大規模言語モデルの開発で世界をリード。2025年時点で、その評価額は数百億ドル規模に達している。 SpaceXも同様に、イーロン・マスク氏が2002年に設立。宇宙開発と衛星通信で巨大な影響力を持ち、現在は数百億ドルの評価額を記録。その技術力と野心的なミッションが評価されている。 AI企業のAnthropicは2021年にOpenAI元メンバーらが設立。大規模言語モデル「Claude」を提供し、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、NVIDIAといった大手企業から多額の投資を受けた。2025年には1830億ドルの評価額に達し、グーグルの追加出資が進むとされ、3500億ドルを超える可能性も指摘されている。 中国のByteDanceは、2012年に張一鳴氏が設立。2016年にTikTokをリリースし、世界中で爆発的な人気を獲得。2023年にはTikTok Shopを立ち上げ、EC市場にも進出。2024年8月には3300億ドルの評価額を達成。Fidelityの評価では3800億ドルに達するともされている。 Databricksはデータプラットフォームで、2025年の資金調達で1340億ドルの評価額を達成。Stripeは2023年9月に1000億ドルを突破。xAIはマスク氏が2023年に設立したAI企業。Grokという言語モデルを開発し、X(旧Twitter)やテスラに統合。2024年11月に500億ドル、3月には800億ドルに上昇。複数の報道では2300億ドルでの資金調達を検討中とされ、マスク氏は否定したが、市場の注目は高まっている。 これらの企業は、AI、宇宙、SNS、データインフラといった分野で世界をリードする存在。ヘクトコーンの登場は、テック業界の価値基準が再定義されつつあることを示している。
