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元大手法律事務所の弁護士が起業、AIを活用した低価格法務サービス「Soxton」が250万ドル調達

30歳のロガン・ブラウン氏は、ハーバード大学法学部卒業後、世界的な法律事務所コオリ(Cooley)で勤務する伝統的な「ビッグロー」キャリアを歩んでいたが、今年5月にその地位を捨て、スタートアップ向けのAI駆動型法律事務所「ソクソン(Soxton)」を立ち上げた。同社は現在、モックスイ・ベンチャーズがリードする形で250万ドルのプレシード資金を調達。投資家たちの多くが、彼女のビジョンに共感した。 ブラウン氏は、かつての法曹界での経験を活かしながら、「起業家が最初のステップで必要な法的サポートを、高額なビリングアワーなしに受けられる」仕組みを構築している。ソクソンは法律ソフトウェアを販売するのではなく、直接スタートアップにサービスを提供。 incorporated、資金調達、株式発行、コンプライアンスチェックといった基本的な手続きを、月額20ドルのプランで提供。カスタム契約の法的レビューは4時間以内に完了し、100ドルで利用可能。 彼女の狙いは、起業家がChatGPTなどに頼って誤ったアドバイスを得るリスクを減らすこと。ブラウン氏は「AIは正しそうに聞こえるように設計されているが、実際には誤りが多い」と指摘。起業初期の企業が法律に不安を感じる中、ソクソンは「外部一般顧問」としての役割を果たす。 現在、270社以上のプレシード段階のスタートアップが待機リストを通じて利用。一部は既にビッグローと契約しているが、アドバイザー契約やインフルエンサー契約など、低リスクな業務をソクソンに委託している。同社は現在、ソフトウェアエンジニア3名と契約弁護士チームを擁し、今後はビッグロー出身の弁護士を初の正社員として採用する予定。 投資家たちは、ソクソンが「ビリングアワーの終焉」を実現する可能性を評価。コアリションのアシュレイ・メイヤー氏は、「より多くのスタートアップが基礎的な法的サービスにアクセスできるようになる」と語り、市場拡大の可能性を指摘。モックスイのケイティ・ジェイコブス・スタントン氏も「彼女はまさに『勝ち組』の起業家」と絶賛。 ブラウン氏の動きは、法律業界における「ビッグロー脱却」の潮流の一端を成しており、AIと法務の融合が、新たなスタートアップエコシステムを形作っている。

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