OneShield AI Hub、アンソニープによるゼロデータ保持認証を取得
OneShieldは、AI企業のAnthropicと「ゼロデータ保持(Zero Data Retention, ZDR)」契約を締結したと発表した。この契約により、OneShieldのAIハブを通じて処理されるすべての情報はリアルタイムで処理され、即時に削除され、Anthropicがそのデータを保存・ログ記録・モデル学習に再利用することはない。この仕組みにより、入力・出力情報がAnthropic側に残るリスクが完全に排除され、データプライバシーと規制遵守が強固に確保される。 Tony Villa氏、OneShieldのCEOは、「保険業界においてデータプライバシーとコンプライアンスは基盤となる。この契約により、AIハブで処理される情報は即時処理・即時削除されることが保証された」と強調した。 OneShield AIハブは、保険業界に特化したAIソリューションの開発・テスト・展開を統合的に支援するプラットフォーム。保険の承認、請求処理、顧客対応などのコア業務をAIエージェントや事前構築されたワークフロー、パートナーツールと連携して効率化。保険業務システムに直接統合可能で、イノベーションのスピードを加速しながら、ガバナンス・セキュリティ・コンプライアンスをすべてのプロセスに組み込む設計となっている。 Doug Moore氏、同社のチーフイノベーションオフィサーは、「AIハブの設計段階からコンプライアンスを最優先に据えた。ZDR契約により、データ保持が排除され、誤ったモデル学習のリスクが低減し、保険会社の規制リスクも大幅に軽減される」と述べた。また、「顧客が共有情報を完全にコントロールできる点も、責任あるAIの実装を示している」と強調した。 ZDRは、OneShieldがAI導入にあたって「コンプライアンス最優先」を掲げる戦略の一環であり、コアシステム分野で初めて、高度なイノベーションと規制レベルの信頼性を両立する市場の先駆けとして位置づけられている。
