美光、決算好調で株価16%超上昇
マイクロン・テクノロジーの株価が水曜日の市場開場前取引で16%超の上昇を記録した。同社が発表した決算が想定を上回り、AIインフラ構築の需要増が業績を牽引したことが明確に示された。主要ハイパースケーラーのデータセンター向けメモリチップ需要が急増する中、スマートフォンやパソコン向け供給が逼迫し、市場全体で供給逼迫による価格上昇をもたらした。 同社はまた、データセンターから自動車メーカーまで幅広い顧客との間で、3〜5年間の長期契約16件を締結したと発表した。これらの契約による財務的コミットメント額は220億ドルに上る。RBCキャピタル・マーケッツの分析によると、最小価格を固定した長期契約が売上の約40%を占める見込みであり、契約期間中の需要減速によるマージンリスクを緩和する効果が期待される。 業界アナリストは現在のサイクル増加分が2027年まで持続するとの基本見通しを示し、長期契約の採結が持続性を裏付ける確信を強めたと指摘した。それを受け、RBCは売上・利益予想を引き上げ、目標株価を上方修正するとともにアウトパフォーム評価を維持した。ハイパークラウドのAI投資強化と半導体供給制約が相まって、メモリメーカーの収益構造が長期的な安定調達モデルへ移行しつつあるとの見方が市場で広がっている。
