MinIO、AI専用データ基盤「AIStor」に無料版とライト版を追加
MinIOは、企業向けAIのデータ基盤としての役割を強化するため、AIStorに新たなサブスクリプションプラン「AIStor Free」と「AIStor Enterprise Lite」を導入した。これにより、AI開発の初期段階から本格的なエクサスケール運用まで、さまざまなニーズに対応できる柔軟な選択肢が提供される。AIStorはオブジェクトベースのデータストレージとして設計されており、従来のファイルやブロックストレージでは満たせない高並列性、高スループット、低レイテンシーを実現し、現代のAIおよび分析ワークロードに最適化されている。 AIStor Freeは、開発者やデータサイエンティストが無償でAIの実験や開発に使えるプラン。本番環境で使われる同じアーキテクチャを用いるため、初期段階の学習やイノベーションを妨げない。AIStor Enterprise Liteは、小規模な本番環境や成長期のチーム向けで、信頼性と高可用性を備えつつ、自己サポートが可能なコスト効率の高い選択肢。AIStor Enterpriseは、AIを事業の核とする大手企業向けに、パフォーマンス、セキュリティ、運用の確実性を提供するエントリーレベルのプラン。 すべてのプランは同一の生産環境向けアーキテクチャとバイナリを採用しており、環境間の移行や機能の分岐がなく、データ戦略の変更なしに段階的に拡張可能。MinIOの共同CEOであるAB Periasamy氏は、「AIの本格化に伴い、データ層がインフラのボトルネックになっている。AIStorはAI時代に特化したデータ基盤として、その障壁を下げる」と強調した。 AIStor Freeは即日ダウンロード可能。Enterprise Liteは販売経由で提供され、今後ウェブでのセルフサービス購入も開始予定。Enterprise版は一般提供中で、無料トライアルも利用可能。MinIOは、Fortune 100やGlobal 2000企業を含む世界中の組織で採用され、エッジからクラウドまでをカバーするAI対応データ基盤として、AI時代のデータ管理を再定義している。
