英国俳優たち、AI対策でデジタルスキャン拒否へ エクイティが発表
英国の俳優たちが、人工知能(AI)に対する権利保護を求める動きの一環として、デジタルスキャンの許可を拒否するという決定を下した。俳優組合「エキウィティ(Equity)」が木曜日に発表したところによると、俳優たちの過半数が、自身の身体データをAI学習に利用するためのデジタルスキャンを、明確な保護措置が整わない限り拒否した。この動きは、アメリカのハリウッド俳優たちが昨年、AIによるキャラクター再現に反対してストライキを実施した流れを踏襲しており、映画・テレビ業界におけるAI倫理問題の国際的な波及を示している。エキウィティは、俳優の肖像権や表現権を守るため、スキャンデータの使用に際して明示的な同意と報酬の確保、さらにAIによる不正利用に対する法的責任の明確化を求めており、業界全体での合意形成を呼びかけている。
