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ハーバー生物医薬、完全人由来のAI駆動HCAbモデルを世界初発表 次世代バイオ医薬品開発を加速

香港証券取引所上場のバイオファーマ株式会社、ハーバー・バイオメディ(Harbour BioMed)は、2025年上海で開催されたグローバルR&Dデーで、世界初の完全人由来生成AIを搭載したHCAb(重鎖のみ抗体)モデルの発表を発表した。このモデルは、同社の「Hu-mAtrIx™ AIプラットフォーム」に構築され、独自の「ハーバー・マウス®」トランスジェニックマウス技術と連携し、AI設計・知能的スクリーニング・実験室検証を統合したクローズドループプロセスを実現した。この技術により、従来の無作為スクリーニングから、AIによる知能的選定へと抗体発見のプロセスが飛躍的に進化する。 HCAbは構造が単純で分子量が小さく、二重特異性抗体やADC、CAR-T、mRNA療法など次世代治療に有望であるが、従来のヒューマンVHドメインはVLペアリングなしでは安定性を保てないという課題があった。ハーバー・バイオメディのハーバー・マウス®は、世界初の完全人由来機能的HCAbを生産できるトランスジェニックマウスであり、この基盤上にAIモデルが構築された。本AIモデルは900万件のNGS由来HCAb配列と膨大な公開データを学習し、微細な構造的・配列的類似性の中から機能的かつ独立したHCAbを正確に識別。プロテイン大規模言語モデルを微調整して、新規に高潜在性のHCAb配列を生成し、ターゲット特異性を最適化。生成された候補は、複数段階の知能的スクリーニングを経て、合成と実験検証へと進む。 実績として、AIが生成した107種類のバインダー候補のうち78.5%がターゲットに結合し、20種が実験室で有効性、純度、収率、特異性を確認。平均収率は700mg/L以上で、ヒトおよびマカク種でナノモルレベルの結合親和性を示した。この成果は、AIによる抗体発見の精度と効率の飛躍を示している。 さらに、同社はAIと医薬品開発の連携を推進する「グローバルAI+医薬品エコシステム連合」を発足。ファーテラ・キャピタル、インシリコ・メディスン、イノベル、タマイテクノロジーなど、業界リーダー企業や投資家が参加。Dr. ジンソン・ワン(同社CEO)は「共創と共有により、医薬品開発の難題を解決し、患者に革新的な治療を迅速に届ける」と強調した。 ハーバー・バイオメディは、AI駆動の自己進化型イノベーションフライホイール(AI設計→自動検証→AI再学習)を構築し、次世代治療分野の加速を狙っている。

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