Waymo車、7月4日渋滞でバッテリー切れ
Waymoの自動運転タクシーが、サンフランシスコの7月4日独立記念日行事に伴う大規模渋滞中に走行不能となり、レッカー移動される事態となった。当日夜、金門ブリッジ花火大会終了後、市内北部で深刻な交通麻痺が発生。同社の車両群が立ち往生したほか、アイドリング状態によるバッテリー枯渇も相次いだ。現場では車両が数時間にわたって通行を阻害する映像や、走行中に花火の発射を直撃する事例がSNS上で確認されている。ウェイモの広報責任者クリス・ボネッリ氏は、大規模交通乱れが正常な運用を妨げたと説明。地元当局および緊急サービスと連携し、道路脇支援チームが車両撤収を迅速に完了させたことを明らかにした。車両は完全に自律走行モードで稼働していたが、想定外の渋滞状況がバッテリー持続時間に影響を与えたとする。同社は負傷者の報告はないとしつつ、大規模イベント時の交通状況下におけるシステム堅牢性の向上に向けて、運用プロセスの継続的な評価と改善を進めると強調した。ウェイモの自律走行基盤は、カメラ29台、LiDAR 5基、レーダー6基から成るマルチセンサーアーキテクチャにより環境知覚を実現。現時点で米国複数都市に約2,500台を展開しており、今回のインシデントは、極端な都市交通状況下における実走行環境への適応課題を浮き彫りにした。
