テスラ、IT担当バイスプレジデントのジェガナンササンが13年勤務をもって退任
テスラのラジ・ジェガナンササン氏が13年間の勤務を経て同社を退任した。ジェガナンササン氏はテスラのIT副社長として、2023年7月にトレイ・ジョーンズ氏の退任後、北米地域の販売・サービスチームの統括を任された。その間、彼は販売・サービス業務にAIツールの導入を進める取り組みを推進。関係者によると、AIを活用した業務プロセスの最適化に向け、端末から顧客対応までの一連の流れを再構築した。 ジェガナンササン氏は、LinkedInで退任を発表し、「ビジネス全体の包括的理解が不可欠であり、これにより製品開発やカスタマーサポートの現場でAIの有効活用が実現された」と述べた。彼はテスラCEOのイーロン・マスク氏に直接報告していたが、2024年1月上旬以降、社内システムへのアクセスが停止し、販売チームとの連携も数か月前からほとんど途絶していたという。 彼の経歴は販売部門ではなく、エンジニアリングとIT分野に長く携わっていた。テスラでの勤務は13年以上にわたり、マスク氏が政府の効率化機関(DOGE)に従事していた期間中も、販売部門の運営を一手に引き受けていた。しかし、2024年1月にテスラは2年連続で販売台数が減少し、前年比16%の減少を報告。その中でジェガナンササン氏は、厳しい販売環境下でのリーダーシップを発揮した。 同社では過去1年間で複数のマスク氏の側近が退職。6月には最高幹部のオメード・アフシャール氏、同月にはロボティクス部門長のミラン・コバツ氏も退任している。テスラとジェガナンササン氏は、退任に関するコメントを控えている。
