Appficiency、AskCipherへ戦略的投資 AIインターフェース層で企業ソフトウェア運用を革新
トロント発 — Appficiencyは、企業向けソフトウェア環境の複雑さを解消する次世代のAIインターフェース「AskCipher」への戦略的投資を発表した。AskCipherは、NetSuiteやSalesforce、Quickbaseといった複数のエンタープライズシステムを統合的に操作できるAI駆動型インターフェース層として、ユーザーが異なるソフトウェア環境を学ぶ必要なく、自然言語によるやり取りで業務を進められる。これは単なるチャットボットではなく、ユーザーと業務プロセスに合わせて学習・適応する「知的な業務パートナー」として機能する。 Appficiencyの最高経営責任者(CEO)ジョンニー・タン氏は、「長年にわたりユーザーは専門性と統合性のトレードオフを強いられてきた。今回、AIが新たなツールを増やすのではなく、すべてのシステムに適応するユニバーサルな層として機能することで、その課題を解決した」と述べた。特にERP導入において、AskCipherは標準的なカスタマイズに頼る従来のアプローチを変革し、企業の業種や業務プロセスに合わせたパーソナライズされた実装を可能にする。 実績として、AskCipherを導入することでNetSuiteの導入期間が最大20%短縮され、コストも削減される。また、従来必要だったミドルウェア統合や膨大な手動設定・ドキュメント作成作業が不要となり、データは顧客のシステム内に保管されたまま、企業の権限管理や監査トレーサビリティを維持する。要件定義文書作成の正確性は90%以上に達する。 AskCipherは、導入支援、トレーニング、カスタマーサポート、ワークフロー自動化、跨アプリケーションのインサイト提供など、幅広い業務領域を自然言語で対応。持続的な記憶機能により、組織方針やユーザーの好み、最適化されたプロセスが蓄積され、利用が進むほどパフォーマンスが向上する。 2025年10月に正式リリースされたAskCipherは、2026年2月にベータ版を終了し、本格展開を予定。早期アクセス希望者は公式サイトの待機リストに登録可能。Appficiencyは今後、より多くのエンタープライズプラットフォームへの対応、高度なマルチシステム連携、および各導入環境での継続的学習機能の強化を進める。
