GLM-5.2 公開、長期タスク対応
智譜AI(Zhipu AI)は近日、長期間タスク対応の最新フラッグシップモデルGLM-5.2を正式発表した。同モデルは最大100万トークンのコンテキスト長を本格サポートし、複雑なコーディングエージェントワークフローにおける長期タスク実行能力を大幅に強化した。 技術面では、超長コンテキストの実践的利用を可能とするため、DSMアーキテクチャにIndexShareとKVShareを統合し、インデクサーの計算負荷を削減。推論エンジンの最適化により、メモリボトルネックを緩和し高スループットを維持している。エージェント強化学習段階では、長期ロールアウトにおける報酬ハッキングを防止するアンチハッキング機能を搭載し、学習の安定性と実能力の向上を両立。ユーザーはタスクの難易度に応じて計算リソースと処理速度を調整できるエフォートレベル制御機能も採用された。 主要ベンチマークでは、FrontierSWE、PostTrainBench、SWE-bench Pro、Terminal-Bench 2.1など長期的コーディング評価枠でオープンソースモデル首位を記録。Opus 4.8やGPT-5.5などのクローズドソース最前線モデルに迫る性能を示し、実環境での大規模エンジニアリング作業における堅牢性を証明した。 提供環境は多様で、Z.ai API、GLMコーディングプラン、デスクトップエージェントZCode、およびHuggingFaceやModelScopeでのオープンウェイト公開により、開発者や企業向けの柔軟な統合を可能にする。GLM-5.2の登場は、超長コンテキストを前提とした自律型AIエージェントの生産性向上と、複雑なソフトウェア開発ワークフローの実用化に新たな基準をもたらすと評価されている。
