Stellar Cyber、Agentic AI搭載で自律型SOCを実現へ—NDR・ITDR統合で脅威対応を高速化
ストラーラーサイバーは、Agentic AI(エージェント型AI)を活用した最新バージョン6.3のリリースにより、自律型セキュリティオペレーションセンター(Autonomous SOC)の実現を加速した。同社は、人間とAIが協働するセキュリティプラットフォームの先駆者として、ネットワーク、エンドポイント、クラウド、メール、ID環境を統合的に監視・対応する仕組みを強化。AIが脅威の検出から調査、トリージ、対応までを自動化することで、セキュリティアナリストの負担を軽減し、平均対応時間(MTTR)を短縮する。 6.3版の主要機能には、第三者的なエージェントやボットを容易に統合できる「Model Context Protocol(MCP)」の導入、異常ログイン検出におけるASNやユーザーエージェント情報の追加、Netskope CloudTapとの連携による暗号化トラフィック解析、およびFortinet、SonicWall、Wiz、Bitdefenderなど多数の新規連携が含まれる。これにより、IDとネットワークの脅威を統合的に可視化し、リアルな攻撃シナリオに対応できる。 また、ユーザーインターフェースの改善や、XDR Connect Webhooksの拡張、コンテナのスケーラビリティ向上により、導入までの時間短縮と、既存インフラとの連携をスムーズに実現。プラットフォームは「オープン設計」を貫き、他社製ツールとの統合を重視。同社のCTO、Aimei Wei氏は「AIが人間の意思を補完し、機械のスピードで判断を下せるSOCの実現を目指している」と強調。 同社のプロダクト上級副社長、Subo Guha氏は「顧客が求めるのは機能ではなく、成果。6.3は検出、調査、対応のすべてを統合されたプラットフォームで実現する」と語る。ストラーラーサイバーは2015年設立以来、MSSPや中小規模のセキュリティチームを支援。世界トップ250のMSSPの3分の1、1万4000以上の組織が採用。AIを活用したセキュリティの実効性は、アナリストの生産性向上80%、誤検出率90%削減という実績を挙げている。
