アンソニックとカーサーが共同開発したAIコースが登場 開発者向けAPI活用から一般向けAIリテラシーまで
アントロピックとコースラが共同で新AI講座をリリース。2025年3月、コースラはアントロピックと提携し、開発者向けと一般職向けの2つの新講座を発表した。開発者向けの「Building with the Claude API Specialization」は、テスト自動化、コード編集、メタデータ管理といった実践スキルを学べる。一方、一般向けの「Real-World AI for Everyone」は、AIの基本から日常業務への活用法までを解説。両講座は、AIがすべての職種に影響を及ぼす中で、人々が「AIリテラシー」を身につける重要性を強調している。 アントロピックが主にコンテンツを構成。開発者講座は同社の技術者、スティーブン・グライダーが担当。一般向け講座は、アドバンシング・ウーマン・イン・テクノロジー(AWIT)のナンシー・ワンと、元アントロピックエンジニアマネージャーのダン・メロットが講師を務める。コースラCEOのグレッグ・ハート氏は、2カ月の開発期間中に、安全かつ効果的なAI活用の内容を確立するための準備に注力したと説明。アントロピックは、AIの安全利用を重視する企業として、コースラとの協力に慎重さを示した。 講座は3つのモジュールで構成され、各モジュールに3~4つのセクション。初心者でもすぐに使える実践例が多数。たとえば、Claudeでレシピ作成やメールの修正、面接シミュレーションの実施が可能。アントロピックのプロダクトマネージャーや人事責任者も登場し、安全なAIとの協働方法を伝える。 コースラはAI教育の需要急増を背景に、AI関連講座を1,100以上に拡充。2023年には1分間に1人だったAI講座の受講者が、2025年には1分間に14人にまで増加。ハート氏は、AIは学習体験を向上させるとともに、不正行為の防止にも役立つと強調。自身がAmazon Alexaの開発を率いた経験から、AIは教育の中心に位置づけるべきだと主張している。アントロピックの教育責任者マギー・ヴォ氏も、「Claudeの活用に必要なスキルと自信を提供する」と語り、AIと人間の協働のあり方を広く普及させようとしている。
