Skyworks、PCIe Gen7対応超低ジッタ時計バッファを発表
スカイワークスは、次世代高速接続向けに超低ジッタ・クロックファンアウトバッファ「SKY53510/80/40ファミリー」を発表した。この新製品群は、PCIe Gen 7やAI、クラウド、5G/6Gネットワークの拡大に伴い、極めて高いタイミング精度が求められる環境を想定して設計された。スカイワークスは、データセンター、無線ネットワーク、PCIe Gen 7アプリケーション向けに、信号整合性を高めつつ設計を簡素化する新基準を打ち出した。 SKY53510/80/40ファミリーは、3:1の入力マルチプレクサ(水晶入力対応)、1つの単端子出力、最大10出力の差動出力を持つ。パッケージは7×7mm(10出力)、6×6mm(8出力)、5×5mm(4出力)の小型熱特性向上型QFNで、業界標準のピン配置と互換性があるため、設計の容易な統合と複数調達が可能だ。 主な特長として、156.25MHzで35フェムト秒(fs)の超低加算RMS位相ジッタ、100MHzで3fsの極めて低いジッタを実現。LVPECL、LVCMOS、LVDS、HCSL、CML、SSTL、HSTL、ACカップリング単端子入力に対応し、出力はLVPECL、LVDS、HCSL、トライステートのいずれかを選択可能。1.8V~3.3Vの分離電源供給と統合LDO(PSRR >70 dBc)により、ノイズ環境下でも安定動作。動作温度範囲は-40°C~+95°C(基板は+105°C)、SyncE 156.25MHz向けのノイズフロアは-166 dBc/Hzと、高精度要件を満たす。 同製品は、スカイワークスのSi551xネットワーク同期器やJitter低減クロック、超低ジッタ発生器と組み合わせることで、6G無線インフラ、800G/1600Gネットワーク、AIデータセンター向けの112G/224 PAM4 SerDes技術に対応する完全なクロックツリー解決策を提供する。 サンプルおよび量産品は現在、利用可能。開発キット(SKY53510-EVB)も提供されている。スカイワークスは、アナログ・ミックスドシグナル半導体のグローバルリーダーとして、通信・コンピューティングインフラの進化を支える技術革新を推進している。
