米国立科学財団、US Igniteに390万ドルを支援へ 地域成長と起業を後押しするSURGEプログラムを立ち上げ
米国国立科学財団(NSF)は、US Igniteに390万ドルを拠出する支援を決定し、全国的なイノベーション基盤の強化を図る新プログラム「SURGE(Supporting U.S. Regional Growth & Entrepreneurship)」の設立を発表した。NSFの技術・イノベーション・パートナーシップ局(TIP)が主導するこの取り組みは、地方のイノベーション連携団体が持つ既存の取り組みを強化し、持続可能な経済成長を実現するための実用的ツール、信頼できる専門家による支援、そして全国規模の連携ネットワークを提供する。 SURGEは、地域の起業家や研究機関、企業、自治体が連携し、AIや次世代通信技術を活用した地域経済の活性化を推進することを目指す。特に、技術革新の恩恵を地方に広げる「インクルーシブなイノベーション」の実現が重点課題とされる。US Igniteは、これまでにもスマートシティや5G活用の実証実験を多数支援しており、今回の資金拠出により、その経験とネットワークを基盤に、全国の地域連携を加速する役割を果たす。 NSF TIPの担当者は、「地域の知的資源と技術を結びつけることで、国家全体の競争力が強化される」と強調。今後、SURGEは各地域のニーズに応じたカスタマイズ型支援を提供し、起業家精神と技術革新の循環を促進する。 この取り組みは、米国の技術革新の多様性と地域間格差の是正に向けた重要な一歩と位置づけられている。
