コードセキュリティエージェント活用スタートアップ「Gitar」が5,000万ドルを調達
AI によって生成されるコードの量が増加し、企業の開発現場でバグや品質問題という「コード過負荷」が深刻化する中、コード品質を管理するスタートアップ「Gitar」が Stealth モードを解除しました。創業者で CEO の Ali-Reza Adl-Tabatabai 氏は、Intel Labs、Google、Uber の経験を持つベテラン技術者で、2024 年 10 月 23 日、ベンチャーキャピタルの Venrock が主導し Sierra Ventures が参加する総額 900 万ドルの資金調達を発表しました。Gitar は、AI エージェントを活用してコードレビュー、セキュリティチェック、継続的インテグレーション(CI)ワークフローの管理などを行うサブスクリプション型プラットフォームを提供しています。同社の独自性は、コード生成そのものではなく、生成されたコードの検証と信頼性確保に特点がある点です。Adl 氏は、AI による生成は増大するコード量を処理するだけでなく、検証プロセスを通じて本番環境への出荷を可能にするものだと強調しました。通常、コードリリースには人的レビューが必須ですが、Gitar の導入により、AI エージェントが自動的に安全性を確保し、人間は例外が発生した場合のみ介入する形に変革することを目指しています。同社は現在、開発者によるエージェント作成機能も提供しており、各企業が独自のセキュリティや保守オペレーションを自動化できるようになっています。今回の資金調達は、エンジニアリングおよびプロダクトチームの拡大、そして大規模サービス提供のためのシステム開発に充てられます。コード生成に注力する競合他社とは異なり、Gitar はコード記述後の工程、すなわち品質保証とセキュリティに焦点を当てたソリューションで差別化を図り、より高速で信頼性の高いソフトウェア開発ワークフローの実現を推進する予定です。
