Meta のビジネス AI が週 1000 万回以上の会話を支援
メタ社は 2024 年 1 月以降、業務用 AI ツールの利用率が急拡大していることを明らかにしました。同社は 3 月最終週時点で、自社のビジネス AI が週約 1000 万件の会話を処理していると発表しました。これは今年初頭の 1 億件から劇的な増加であり、米国や欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカなど主要地域でのベータテスト拡大が寄与しています。ただし、現時点では小規模企業向けに無償提供されており、収益化は行われていません。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は今後の長期的な収益化モデルの構築を示唆しました。 メタは新しい大規模言語モデル「Muse Spark」を搭載し、広告クリエイティブツールやビジネス製品の AI 機能を強化しています。その成果として、800 万人以上の広告主が生成 AI を活用した広告ツールを利用しており、特に中小企業からの採用が顕著です。また、動画生成機能を利用した広告主は、テストにおいて転換率が 3% 以上向上したとの報告がありました。さらに今週より、広告主がメタ広告アカウントを AI エージェントに接続できる「Meta Ads AI Connectors」の公開ベータ版も開始されました。 財務面では、第 1 四半期の収益が前年同期比 33% 増の 563 億ドル、利益は同 61% 増の 268 億ドルを記録しました。WhatsApp の有料メッセージ機能やアプリ購読による需要増が収益の主な要因となっています。また、メタ社は先月、カスタムアイコンや着信音などが利用可能な「WhatsApp Plus」のテスト開始も発表しました。これらは AI 技術の進化がメタのエコシステム全体にどのように影響を与えているかを示す事例と言えます。
